2021/05/09

一般家庭で太陽光発電を導入しようとする場合には、住宅の屋根に太陽電池のモジュールを設置する必要があります。このようなモジュールは、設置方法や形状などの違いにより、実にさまざまな種類にわかれていますので、あらかじめよく検討した上で、適切なものを選ぶ必要が出てきます。まず、太陽光発電のモジュールには、最大出力というものが決まっていますので、モジュールそのものの価格と最大出力を見比べてみて、1キロワットあたりの単価が適切であるものを選ぶというのが大前提です。その際、変換効率が高いものであれば、より少ない面積でより多くの電力を発電できるため有利となります。
また、住宅の屋根のデザインにあわせて、モジュールの形状や設置方法についても注意を払う必要があります。設置方法の面において一般的なのは、屋根置き型とよばれるタイプのもので、これは屋根にまず架台をとりつけて、その上に太陽電池を固定するというものです。いっぽう、屋根建材型とよばれるものは、太陽電池そのものが瓦などの屋根建材と同様の機能をもつもので、見た目としてはこちらのほうが違和感がないといえます。寄せ棟のような屋根であれば、はじめから長方形のモジュールのほかに、三角形のモジュールもあれば、さらに見た目がよくなります。
こうした太陽光発電のためのモジュールを製造しているメーカーでは、製品のカタログを頒布していますので、各社のものをよく比較して選ぶようにしましょう。