2021/05/09

住宅は新築して十年も経過すると、あちこちが傷んだり様々な要因でリフォームをしなくてはならなくなります。この時注意すべき事はとりあえずやるではなく、将来の生活についても考えて行うようにしましょう。例えば玄関のフローリングが傷んだり上がり框が白蟻の食害が出たりしたら元の状態に復旧するのではなく、高齢になった時のことを考えてスロープにするなど将来を見越してリフォームをするようにしましょう。誰もが高齢になってゆくのでバリアフリーにして、将来またバリアフリーだけの工事をするような事の無いようにしておきましょう。
リフォーム工事を行うとそのつど経費が発生するので、いっぺんに済ませておく事で余分な経費が削減できるのです。玄関や必要な場所には手すりを設けたり、段差を無くしておく事です。設備機器類を入れ替える場合は、電熱コンロにしたり水栓類はレバーハンドルに変えておくと使いやすいです。給湯器の浴室リモコンと台所リモコンで会話の出来るタイプに替えておくと、高齢になっていざと言う時にはとても便利です。
また電気のコンセント類は通常より高い位置につけておくと、腰をかがめたりして差し込む必要が無いので高齢者には使いやすいです。照明器具のスイッチ類は大型のものにして、夜間に使用する廊下やトイレのスイッチは小さな明りのついたものですと分りやすいです。高齢者が使いやすいようにリフォームする事がバリアフリーに繋がるので、いろいろな所を工夫して使いやすいように変更してやりましょう。