2021/05/09

2011年3月11日以降、日本全体で地震についての関心が高まっています。2015年にも震度5以上の大きな地震が続いているだけでなく、今後、関東大震災、東海沖、東南海沖、南海沖地震も起こると言われており、いずれも油断できないものになっています。日本に住んでいる以上、地震から逃れるわけにはいきませんが、備えを万全にして極力被害を少なくすることは可能です。住宅を所有している人は、耐震性についての対策を立てる必要があります。
耐震性の対策とは最新リフォームをすることで、被害を少なくすることが可能になるのです。耐震リフォームにはいくつか種類がありますが、一番簡単にできる耐震リフォームは、壁を耐力壁にすることです。柱をバッテンにして地震の横揺れに強くするのです。この場合、一度壁紙、石膏ボード、断熱材を取り外す必要があります。
次に、柱と柱の間を固定する方法です。突発的な強い地震の場合は、柱と柱がくっついている部分が外れてしまい、柱が落下してしまい、住宅が倒壊する恐れも考えられます。実際に震度7程度の直下型地震で2階の重みで1階部分が潰れ、倒壊している家は柱が抜けた例が多いのです。そこで、柱と柱の接続部分に金属製の板をはめ込み、釘で板を固定することで、柱が外れにくくなるのです。
さらに、基礎の部分が潰れないように基礎を固定する方法があります。これは上記の中でも一番大規模な工事の為お金がかかりますが、基礎が壊れにくくなるため命を落とす可能性はかなり減ります。