ビーコンとGPSの違いとは?

ビーコンとは、低電力消費の近距離無線通信技術であるBLE(BluetoothLowEnergy)を利用した新しい位置特定技術、もしくはその技術を利用した発信機のことを指します。

ビーコンは、しばしばGPSと比べられることがありますが、これらは位置特定技術という点では同じではあるものの、基本的には全く異なる技術です。GPSは、GlobalPositioningSystemの略で、人工衛星から発せられた電波を利用して位置情報を取得する技術を指します。ビーコンはBLE信号を利用した技術であるため、これらは同じ位置特定技術でも発信源が異なる技術ということになります。

人工衛星が発信源のGPSは、広範囲で使うことができる技術ですが、屋内や地下などの電波が遮断される場所では位置情報を取得できません。一方で、ビーコンは半径数十メートル程度でしか利用できませんが、BLE信号が受信できる範囲内であれば、たとえ屋内や地下であっても利用できるという特徴があります。また、ビーコンは単に位置情報を取得するだけでなく、専用アプリがインストールされていたり、事前登録されていたりするスマートフォンなどの端末にBLE信号で情報を送ることも可能です。例えば、美術館や博物館などの施設では、来館者が作品に近づくと、その作品の解説情報を来館者のスマートフォンに送るという取り組みがされ始めています。今後は、このような取り組みが普及していくことが予想されています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *